熱疲労とはどのような状態?
熱中症の症状(熱疲労)
何段階かにわかれている熱中症の症状のうち、ひどい熱中症とされている熱疲労をみていきましょう。熱疲労は熱中症の中で熱射病の一つ手前の段階です。そのままにしておくと熱射病となってしまいますので、注意が必要です。特に高齢者や乳幼児は進みが早いですので、より一層の気配りが必要になってきます。
どんな症状かといいますと、血圧や脈拍の低下と反比例するように体温が上昇します。熱射病の中の熱疲労の可能性がある症状としては、吐き気やめまい、頭痛、虚脱感が挙げられます。倦怠感や虚脱感がある時は、体温を下げるためにも涼しい場所にまず移動するようにしましょう。
うちわやドライヤーといったものを使って熱を冷ますのも一つの手段です。ぬるめのお湯くらいの温度の水を冷たい水につけたタオルで体を拭いた後にかけて蒸発させることで、体を冷たくするというやり方もあります。もしも意識がない場合は、本人が「寒い」というまでとにかく冷やしましょう。その際、震えが起きないように気を配ることが大切です。末端が冷えている場合は、部分的に保温するようにしましょう。意識が戻ったら脱水症状から回復させるために、スポーツドリンクを冷やしたものを極力たくさん飲ませるようにします。
意識がある場合の熱中症による熱疲労はで、顔面が赤くなっている時は上半身を高めに寝かせるようにします。3つのポイントを氷嚢やアイスパックなどで冷やすと効果的で、その部位は太ももの根元、首の左右、両脇の下となっています。
熱疲労の原因は脱水症状であり、体内に極端に水分が不足した時に起こります。高温多湿での運動や仕事は危険で、塩分などの電解質が奪われると同時に水分も奪われます。こういった環境下では、電解質のドリンクをすすんで摂取するようにし、熱中症にならないように対策をしましょう。